介護報酬について

介護報酬とは

介護報酬とは、各事業者が利用者にサービスを提供した場合に得られるサービス費用のことです。

訪問介護や訪問入浴介護など、サービス種別ごとに金額が定められており、各事業者の体制や利用者の状況に応じて加算・減算されます。

介護保険では、サービスの単価を「単位」と呼ばれる指標で設定しています。

厚生労働省の告示により、1単位は原則10円と設定されており、月ごとに集計したサービスの単位数の合計に10を乗じた金額が、その月に事業者が提供したサービスの対価になります。

介護保険は、発生した費用の1割をサービスを受けた利用者が負担する仕組みになっています。

そのため、サービスの対価のうち、1割は利用者が負担し、残りの9割は公金から支払われることになります。

※平成27年4月からの介護保険制度改正により、所得の多い高齢者は2割の自己負担となります。

介護報酬の加算方法について

介護報酬は、基本の報酬部分に加えて、様々な加算が行われます。

例えば、職員のキャリアを考慮したサービス提供体制強化加算があります。

具体的には、介護福祉士、常勤職員、3年以上の勤続年数のある人などを一定割合雇用している事務所には、サービス提供体制強化加算が適用されます。

医療との連携や、認知症への対応を強化するための加算もあります。

医療との連携については、居宅介護を受けている方が入院した場合の対応などにつき、加算が認められています。

一方、認知症については、若年性認知症の受け入れ体制や、認知症高齢者への専門的なケア体制などが整っている場合には、加算の対象となります。

また介護報酬は、介護保険を利用する地域によって地域単価が存在し、人件費を考慮した地域差があります。

介護報酬の単価は、原則として1単位10円ですが、地域ごとの加算や人件費の割合を考慮して、事業者が受け取る介護報酬を計算することになります。

介護報酬利用料金に関わる基準値

◆サービス種類ごとの単位数

◆要介護要支援ごとの単位数

◆要介護要支援ごとの利用限度額

◆地域区分による単位数(地域単価)

◆受けるサービスにより加算